🌹セドナの見えない結界🌹
シャスタ山で奇跡を体験した私は、もう一カ所どうしても行きたい場所があり2ヶ月後には再度アメリカにいました。
スピリチュアルに興味のある人は一度は行ってみたいと思うセドナです。
暑い時期だったので赤い土を踏みしめながら汗をふきふきセドナの山に通じる道を黙々と歩いていました。
そのころ聞いたニュースでは、「セドナに通じるわき道で観光客の女性二人がお金目当ての現地の人に殺害されてその場に放置されていた。」と報道されていました。
さほど広くない道をコツコツ歩きながらそんなニュースのことを思い出しながら「私達も女性二人だよねー!気を付けなくちゃ。」と考えていました。
セドナが近くなるとその赤い山は、大きな存在へと変わり人の気持を一点に集めて雑念などどこかに吹っ飛ばしていました。
汗を拭きながら歩いていると、なんだか空気が重くなってきて急に「ボヨン!」と跳ね返ってきたんです。私は一端しりぞいてから両手をかかげ慎重に進んで行きました。
すると、両掌を跳ね返す「ボヨン!ボヨン!」とする結界を感じたのです。
「あっ、ここだ。」そう感じながら「グイッ!」と押しながらその世界に怖いような、ワクワクするような気持で入り込んだのです。
入ってからは、急に爽やかで軽い空気に変わりました。
周りには多くの人が自由に自分を楽しんでいるように見えました。マウンテンバイクで軽快に山道を走っている人、何やら楽しく笑いながら走り回る子供達、側にはにこにこ見守る家族の姿がありました。
頂上を仰ぎ見ると、私にはそれは大きな神殿のように感じました。
なにか大きな力でそこに集う者達を抱擁してくれるような、そんなエネルギーがありました。
力強く濃厚なそのエネルギーは、どんな力もこの結界の中に入れないぞ!という気迫がみなぎっているように感じました。
暑さと共にそのエネルギーが自分の細胞の中に入り込んでくると、底力が構築されていくようでした。
見えない力は常に私を支えてくれていました。
その旅では、私が過去世で家族として暮らしていた皆さんと会うことが出来たのです。Jさんとの出会いは日本でしたが、Jさんの家族に会いに行くことになりお母さん、お父さん、妹さんとJさんがそろってアメリカで住んでいる家に着いた時に、「はっ!」と感じました。この家族と私は昔々一緒に暮らしていた!
その中のお母さんが「ソフィアの職業は何?ヒーラーなら私の顔面と体の痛みを取って欲しい。」と言われた時には、即答で「分かりました。」と言っていました。
昔も私のお母さんだったからです。
症状はかなり重かったのですが、私がエネルギーヒーリングをすると「その日一日痛みが無く過ごせるから助かる。」と言ってくれて毎日せがまれました。私は役に立つのが嬉しくて、毎日30分から1時間セドナのエネルギーに助けられながらセッションをさせていただいていました。
私がJさんに連れられて小旅行に出かけている間、旦那様に私がしているセッションのまねをしてもらったようですが「ソフィアがやってくれるように痛みが無くなることは無かったわ。」と帰ってきた私につぶやいてくれました。
セドナの神が近くに住むお母さんのためにソフィアを出会わせたのだと思います。
こうして不思議な体験をしながら神様への信頼を構築していった私でした。
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